令和最初の悪あ書き?!

平成の締めくくりと、令和の始まり。

"百聞は一見にしかず"
4.28にTokyoRainbowPride2019 パレードに初参加。
LGBTQ について学び始めたばかりの私が参加して大丈夫かな、と思いつつ。。。
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大丈夫でした!(笑) というか、そこに足を踏み入れ、見て感じることがとてもおおきな一歩なのです。
鍛えられた体や古代欧州のプリンセスのような華やかな衣装が太陽に照らされて、ほんとにきらびやか。

そして。
最初はマッチョな方々もお姫様も物珍しかったのですが、何時間かその場にいるうちに、
最後にはもうびっくりしなくなってる自分が。

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なんだかよく分からないからやめとく、ではなく
なんだかよく分からないから行ってみる、が正解⭕。
そう、つまり、百聞は一見にしかず。

"成長も衰えも感じる"
4.29は一年ぶりにご近所三家族でBBQパーリー開催🎉
引っ越してきた当初は一番上の男子も小4。
今や彼は19歳で大学2年とな😱💦

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かつては焼き方さんはパパたちママたちだったのに
いまや女子高生になったむすめたちも
みんなで焼き焼き。
バナナもさつまいもも焼いてくれて甘くてうまうま💕
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『いやー、焼かなくてよくなっちゃったねぇ』
と目を細めながらビールが進む親たち(笑)

背が縮んだだの、字が見えにくくなっただの
衰え話も盛り上がるけれども
やはりよその子もうちの子もその成長は無条件に嬉しい😃⤴

"最後は完全休息日"
4.30。完全に電池が切れたようになり、
29夜から寒気がして横になると、
翌30日は夕方四時まで眠りこける。
平成最後の大充電(笑)

NHKのゆく時代くる時代を観ることもでき、
令和へのカウントダウンも見(花火あげてるし)、
平成の幕開けは、そういえば
黒い縁取りがありました(出典『喝采ちあきなおみ)、ということを思い出しつつ。

まずはGWの充実のために尽力し(笑)、
新年でもないけれど、あらためて
私がすべきことを考えて書き出す時間を作ろう。

平成最後の悪あ"書き"

書かなきゃと思いつつ、ズルズル…気付けば半年経過(涙)

平成最後の日。
書きたかったこと、書くべきことはなんだったか。
あらためて自分に問うてみた。

この半年。
私自身の、多様性・受容力について。
エピソードは2つ。

1つは子どもからの学び。育児からの気付き。

他人に関心を持ち、
他人の苦労にも失敗にも耳を傾けて
取り入れてきたからか(単純に知りたがり)、
苦労しないためにはこうあるべき、という
育児のセオリーができあがったのだろうと思う。

それは自分の経験にも裏打ちされて、
よりいっそうブレないものになってしまった。
子どもがどんな泣き言をいっても出来なくても
ひるまず、やるべきことを主張し続けた私。

あるとき。
そのやり方が万人に通用するわけがない。
今まで当たり前に絶対に必要だと盲信してきたものは
本当に必要?と気付くことに。

声変わりしたばかりの男子がむりに合唱で大声をだす必要ある?
体育祭は本当に全員で参加しないといけない?
(運動苦手な子にとって苦痛なプログラムばかりだし)

…そして。
日本の教育は富国強兵の時代の軍隊育成方式のままだったのだ、そう言えば(笑)

嫌だと思うのはもっともだと思えてきた私。
好きなことがあれば行けばいいけど、
『集団のなかで折り合いをつける』という訓練以外に
登校させるメリットがないや、と気付く。

行っといた方がいいと、あれほど
押したり引いたししてジタバタしたのが嘘みたいに、
登校させるのをやめた。

人間は多様。ひとりひとり同じではない。
大人になるルートも一種類であるはずがない。

そんな当たり前のことになぜこんなに長い間気付けなかったのか。そしてなぜもっと早く行動転換できなかったんだろう。大きな大きな大きな後悔。
もっと早く気付ければあの子の何年間かの毎日はもっと楽しかったはず。こんなに苦しまなくてよかったはず。

一番身近な人をさんざん追い詰めて、
それからでないと気付けない私。愚か過ぎる。

子育てを15年近くやっていてもこんな有り様(笑)。
足りてないにもほどがある。

それに気付けたことに今はただただ感謝。

二つ目のエピソード。
若い世代…ミレニアル世代からの気付き。

異業種の研究会活動でのできごと。
メンバーはみんな、職場での若者の育成に四苦八苦し
コミュニケーションに疲弊していた。

研究会で、若者世代のバックグラウンドや嗜好を調べたり、若者学みたいな分野のスペシャリストやマーケターとディスカッションしてみると、
なるほどなるほど、と思える腹落ちポイントが
実はたくさんあった。

そして何より。
ミレニアル世代の方々に直接あってヒアリングさせてもらったことが、私たちにとって
大きなインパクトがあった。

大企業でもくさらずに、あたらしい、人がやらないことを着々と、仲間をうまく集めて進めている人たちがいた。意外にあちこちの企業にたくさん(笑)。

どうしてそんなことをするのか?と聞くと、
目から鱗な回答がこれまたたくさん。

この、目から鱗なメッセージたちによって
私たちの考えが少しずつ変わった。
ミレニアル世代にどうやったらうまく教えられるか、と思っていた私は、これまた大きな誤解に気づく。

彼から教わることの多いこと!
これを企業、ひいては日本社会でしっかりがっつり生かさなくてどうする?!と実感。

経営陣に提言をしようと思っていたのだが、
それよりまず、自分たちが変わらないとまずいんじゃないか、とメンバー一同気づく。
女性管理職である私たちが
変わってみせることが、提言の第一歩になるはず。

この半年。
平成の終わりに思うのは。
多様性も受容力も、まだまだであること。

この先令和の時代も、
まだまだ新しい出会いがあって
新しい事件に遭遇する。

そのたびにまだまだな受容力は
ますます鍛えられることだろう。

いくつになっても変わり続けられるだけの
受容力を持てる人間でありたい。

ワークショップin逗子❤

仕事も、
子育ても、
家事も、
ご近所付き合いも、
親戚付き合いも、
趣味も、
学びも。

さてここに桃🍑はいくつあったかしら?というクイズができそうな、あれモ、これモ、な私たち。
しかし、自分のキャリアも、自分のライフも、と言う風にはならないのが実情。

そんなときわたしの前に神々しく現れたのは、
キャリアクライミング、でした。
自らの手でキャリアやライフを作り上げる、そういう力やきっかけをつかめるワークショップのことです。

逗子でのショートバージョンに参加して、
とっても楽しくて、かつ、自分のアクションになっちゃったもんだから、そりゃあもう感激。
つまりは人に強く薦めちゃうという…(笑)。

講師にお願いをして、9月最後の土曜日に、
会社の同僚であり、学び仲間女子とともに、
キャリアクライミング、の逗子バージョンを
開催することができたのです。
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参加は少人数。
こぢんまりしすぎて、有能な、大人数もなんなくさばいてしまう講師には本当にもったいなくて申し訳ないですが…三人で講師を独り占め、贅沢しました!

そして。
7時間あまりのワークショップを経て感じたこと。

・一人で自分に向き合ったあと、フィードバックを得るのと得ないのとでは全然納得感が違うこと。
・染み付いた固定観念にとらわれない、ということがいかに難しいか。
・自分の強みを肯定するには、誰かの助けを大いに借りるべし。

誰とワークショップをするのか、
誰と一緒に悩むのか、
誰にフィードバックしてもらうのか。
これらのことはとっても重要なことだと
気付かされました。

講師がQちゃんで
ともにワークしたのがI子さんYさんでなければ、
あの切り口は、あの質問は、あのおほめの言葉は、
うまれてこなかった。

ものすごく愛が溢れる、ストレートな、的確なフィードバックの数々。
それはまるで宝石。宝石箱に大切にしまっておき、つらくなったらちょこっとだけふたを開けて見て、元気をもらえるんじゃないかな、と思います。

高等学校、これからのスタイル

一昨年昨年は上の子のためにいくつか高校説明会にいきました。今年からは下の子のためにまた行き始めることになりそうです。

昨年はいくつかの学校の文化祭へ行き、手の込んだ製作やお笑いたっぷりのステージ、先生の姿がほとんど見えない運営をみて、わくわくしたものです。

それは。
自分達の青春時代をどこか重ね合わせて、"あるある、そうそう"という感じに目を細めて見ていたかもしれないですね。

しかし!
最近伺った高校説明会。
それは今まで見たこともないタイプの学校でした。
目標は大学進学でもなければ企業への就職でもなし。

自分の頭で考えて、調べて、やりたいことを見つけにくるところ、それがこの高校に入学する意義なのだそう。

教科の勉強を教えるのは予備校講師などにまかせる。
双方向オンライン動画やストリーム配信を駆使して
生徒が自主的に学べる仕組み。
担任の先生はと言えば、
生徒の様子をしることに腐心し、相談に乗り
ディスカッションをするのを主な仕事、としているようでした。

合唱祭も体育祭も任意参加。
やりたい人が手を挙げて人集めしてやるんだとか。
うん、これは非軍隊的で実に新しくて素敵だわ✨

はっ、と思い出したことが!
会社の研修の一貫で、教師の課題をITで解決する、
という提案を作ったことがあります。
第一線の先生方にヒアリングしたときのこと。

こまごましたことの時間を減らして
いまよりもっと生徒に向き合う時間が欲しい

…とほとんどの先生がおっしゃっていたのでした。
「もしITで事務手続きや資料作成・情報共有などを効率化でき、時間ができたらどうしたいですか?」
という質問をしたのです。

これだ!と。
この高校の仕組みは、
生徒の今を変えるものだと思っていましたが、
それだけではなく、教師という職業のあり方・働き方を変えるものかもしれない!と。

しかも。ITががっつりそのビジネスを後押ししてるじゃないですか。
かっこよすぎる。
…ちっ、なんでうちの会社じゃないんだろ。

(泣笑)
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ブロッケン現象 ~妖怪か菩薩か~

はてなblogからメールが来ました、かれこれ一月以上記事かいてませんよ、と💦

そうか、そんなに経ったのかと思いつつ、気付いたことを書きます。

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…↑これは七月に登頂した富士山での一枚です。

11人のOver40な女子(っておいおい)の
登山記録をミニアルバムにするという大役を、
僭越ながら私は仰せつかり。
メンバーが撮影した数々の写真からチョイスしていて見つけたものです。

この写真に何が見えましたか?
真ん中へんに悪魔みたいな影、見えませんか?
なんとなく不吉な感じの。。。

そう、これは実は欧州では古代から恐れられてきた
ブロッケン現象』なのです。
妖怪が現れたものだと信じられてきたそうです。

実はコレ。
太陽を背にして撮影していまして。
あの忌まわしい影は、撮影者そのものなのだとか(笑)。

つまりは。
ブロッケンと11人の愉快な妖怪たち、だったというわけです。

日本でも昔からこの現象は知られていましたが、
日本の場合は、『御来迎』と呼ばれ阿弥陀如来とされたそうです。

全くおなじ自然現象でも
国や文化が違うと全く逆の捉え方をするのですね。

We have touched the top of Mt.Fuji !!!

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先週7/24 25の一泊二日で、ちょっくら富士山登頂してきましたよ。

…というライトな感じで最後まで書きたいですが、そういう感じになりますかどうか…

逗子近隣在住お友達over40女性11名とガイドさん2名で出発。ほとんどが登山初心者。ガイドツアーを半年前から予約し、「登山とは」からスタートし、登山靴や着るものの知識も得、近隣の山々を歩いて足慣らしも。

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ガイドさん作成の懇切丁寧な資料も熟読し、予習バッチリ、前夜の睡眠も十分!
…にもかかわらず当日は苦労しました。

このガイドさん…野中さんとまっちゃんがとっても素晴らしい方でした。なんとも絶妙なペースで歩いてくださり、おだやかにでもはっきりといろんなことを話してくださいました。
https://natureguide-lis.com/

泊まる山小屋のある八合目近くなると、じわじわ頭痛がしてきました。おそらく高山病の初期症状。とにかく呼吸をしっかり!とアドバイス受けて頑張るものの、なかなかうまくいかず… 
ここで何が辛いって、軽いうちに薬を服用することができなかったこと!薬が切れたときの反動が酷いので、服用はしないほうがよい、ということに。トホホ(´ω`)

案の定、山小屋での夜はあんまり眠れず。横になったり起き上がったりして気を紛らせて過ごしました。
(夕飯のカレーも翌日の朝食も、少な目に…これまたトホホ(´ω`)) 頭痛にかまけて満天の星空も見逃しました、トホホその3。

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山頂まで泣いても笑ってもあと20分ですよー、とガイドの野中さん。
たかが20分されど20分。足の疲労MAXな上に、超絶MAXな歩きにくい道。泣いても笑っても、じゃなくて泣いても泣いても、な20分でした。

あぁ見えた、あそこねあそこ。
そう思ってからが長いし辛い。
近いなー、と思って近かった試しがない。
終日そんな感じ。

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世界中の人々を魅力する、美しい富士山。
夏も冬もその稜線は本当に綺麗。

だけど。
私たちが踏みしめた富士山は、
大小ゴロゴロな赤い岩だらけ、
時に砂だらけの荒々しいものでした。
まさかこんな荒々しくてダイナミックな地面だとは
思いもしませんでした。



逗子にかえって海辺から再び富士山を見たとき、
美しさと逞しさが同時に見えた気がしました。
前よりも一層富士山が大好きになりました。

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名ガイド、野中さんとまっちゃん。
下山後、とっても腑に落ちたことがあります。

「山頂を目指すことだけが山登りの醍醐味ではない。山登りそのもの、そのときそのときの景色などをただ純粋に楽しんでほしい」
野中さんのWebサイトに、そんな感じのメッセージがありました。

ひとあしひとあし注意深く運びながら、
石ころや草花、空の話をしながら、
呼吸をゆっくりとしながら…
気付いたら剣ヶ峰にいたような気もします。

そのときそのときにできることを
そのときのペースで丁寧にやっていくと、
いつのまにか結果がでていた、というのでも
いいんだな、と思えたりしました。

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オススメ書籍 「失敗とは…」

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「でこぼこの道」
アンジャナ K.C. 小嶋美代子共著 を読みました。

著者の経験と想いを、クラウドファンディングで本にしたのです。できたてほやほやが手元に届き、一気に読んでしまいました。

http://ourshare.jp/news/topic/2018/03/19/18031923/

厚さ、字の大きさ、言葉の使い方がとても絶妙だということも、即読破できた大きな理由です。

ネタバレ防止のため、多くは書きませんし、
読者の置かれた状況や生い立ち、抱えている悩みによって、本当にどんなふうにも変化する内容です。

私が近頃感じたこととオーバーラップすることがやはりありました。

・それまで失敗だと思っていたことは、実はそうでもなく、むしろ強みかもしれない。
 これは、仕事面子育て面両面から。
・日本だけが下を向いている必要はなく、世界各国どのくにも同じコンプレックスを抱えているのではないか。
・"失敗する自由、謳歌していますか?"
#でこぼこの道