We have touched the top of Mt.Fuji !!!

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先週7/24 25の一泊二日で、ちょっくら富士山登頂してきましたよ。

…というライトな感じで最後まで書きたいですが、そういう感じになりますかどうか…

逗子近隣在住お友達over40女性11名とガイドさん2名で出発。ほとんどが登山初心者。ガイドツアーを半年前から予約し、「登山とは」からスタートし、登山靴や着るものの知識も得、近隣の山々を歩いて足慣らしも。

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ガイドさん作成の懇切丁寧な資料も熟読し、予習バッチリ、前夜の睡眠も十分!
…にもかかわらず当日は苦労しました。

このガイドさん…野中さんとまっちゃんがとっても素晴らしい方でした。なんとも絶妙なペースで歩いてくださり、おだやかにでもはっきりといろんなことを話してくださいました。
https://natureguide-lis.com/

泊まる山小屋のある八合目近くなると、じわじわ頭痛がしてきました。おそらく高山病の初期症状。とにかく呼吸をしっかり!とアドバイス受けて頑張るものの、なかなかうまくいかず… 
ここで何が辛いって、軽いうちに薬を服用することができなかったこと!薬が切れたときの反動が酷いので、服用はしないほうがよい、ということに。トホホ(´ω`)

案の定、山小屋での夜はあんまり眠れず。横になったり起き上がったりして気を紛らせて過ごしました。
(夕飯のカレーも翌日の朝食も、少な目に…これまたトホホ(´ω`)) 頭痛にかまけて満天の星空も見逃しました、トホホその3。

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山頂まで泣いても笑ってもあと20分ですよー、とガイドの野中さん。
たかが20分されど20分。足の疲労MAXな上に、超絶MAXな歩きにくい道。泣いても笑っても、じゃなくて泣いても泣いても、な20分でした。

あぁ見えた、あそこねあそこ。
そう思ってからが長いし辛い。
近いなー、と思って近かった試しがない。
終日そんな感じ。

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世界中の人々を魅力する、美しい富士山。
夏も冬もその稜線は本当に綺麗。

だけど。
私たちが踏みしめた富士山は、
大小ゴロゴロな赤い岩だらけ、
時に砂だらけの荒々しいものでした。
まさかこんな荒々しくてダイナミックな地面だとは
思いもしませんでした。



逗子にかえって海辺から再び富士山を見たとき、
美しさと逞しさが同時に見えた気がしました。
前よりも一層富士山が大好きになりました。

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名ガイド、野中さんとまっちゃん。
下山後、とっても腑に落ちたことがあります。

「山頂を目指すことだけが山登りの醍醐味ではない。山登りそのもの、そのときそのときの景色などをただ純粋に楽しんでほしい」
野中さんのWebサイトに、そんな感じのメッセージがありました。

ひとあしひとあし注意深く運びながら、
石ころや草花、空の話をしながら、
呼吸をゆっくりとしながら…
気付いたら剣ヶ峰にいたような気もします。

そのときそのときにできることを
そのときのペースで丁寧にやっていくと、
いつのまにか結果がでていた、というのでも
いいんだな、と思えたりしました。

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